東奥日報新聞に載りました(新聞記事より)
青森・青龍寺、中門完成式典

中門は、同寺の中核となる金堂の正面に整備。総ヒバ造り高さ8.3メートル、間口9.5メートル、奥行き5.3メートル。東西の欄干には四神像が彫られている。門の内部に収められた四天王尊像(持国天、増長天、広目天、多聞天)の高さはそれぞれ約2.4メートル。増長天と持国天はリンゴを手にした邪鬼を踏みつけている。リンゴ泥棒は許さない?との意味合いが込められている。仏師の大森昭夫さん(神奈川県鎌倉市)が制作した。
中門周辺には、十和田湖や奥入瀬渓流の「阿修羅の流れ」をイメージした庭園も整備された。法要式典では厳かな雰囲気の中、雅楽が披露された後、読経が行われた。
青龍寺は1982年、初代織田隆弘師が、青森市桑原に創建。84年に建立された昭和大仏(約21メートル)は、青銅座像としては日本一の大きさを誇る。同寺は92年に金堂を建立。96年に五重塔、98年に高野山青森別院を完成させるなど、平成に入り伽藍整備を本格化。中門建立は、平成伽藍整備の集大成の位置づけとなる。
織田隆玄住職は東奥日報に「(青森に一大霊場を開くことを目指していた)先代・隆弘師の積年の願いがかなった。伽藍はその存在によって無言の説法をする。毎日が慌ただしく過ぎていく中で、訪れた人が癒やされ、満ち足りた気持ちになる場になってほしい」と話した
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完成した中門と納められた四天王像
第14回鎌倉工房仏像彫刻教室作品展
長谷寺普門寮において開催
11月30日~12月1日の2日間に開かれ多くの方に見てもらい無事終了いたしました。
作品展の模様のスライドショー
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作品展終了後の懇親会のスライドショー>>>






作品展スナップ写真



展示会後の懇親会
仏師大森昭夫2009-06.24 Copyright.All Rights Reserved.